【JLPT N3文法】~み

JLPT 日本語能力試験 N3文法 ~み

接続:

[い形]い→み

[な形]み

意味:

形容詞の名詞化(感覚的な特徴を表す)

ポイント1

この文型は形容詞の名詞化を表す

心を動かす特徴や雰囲気など感覚的な意味で使われるため、主観的

「~さ」も形容詞の名詞化の文型ですが、具体的に感じる程度や状態を表し、また、計量可能であることが多く、客観的です。

・地震の強さは震度でわかります。

 強さ…強度

・私の強みはフランス語ができることです。

 強み…強いと思うところ、得意だと思うこと

ポイント2

この文型で使われる形容詞はあまり多くない

・「~み」が使われやすい言葉の例

 甘み(甘味)、酸味、辛み(辛味)、苦み(苦味)、悲しみ、強み、弱み、深み、重み、丸み

 厚み、面白み、温かみ、新鮮み(新鮮味)、赤み、青み…等々

例文:

・このコーヒーは酸味が強くて、あまり好きじゃない。

・山田さんはとても温かみのある人で、みんなから好かれている。

・彼の話には重みがあり、真剣に聞いていた。

・授業で使う絵を描いてみたが、普通すぎて面白みがないと思い、新しい案を考えることにした。

・このスープは味に深みがあって、いいね。

・この絵のこの部分、もう少し赤みを足したら、もっと良くなるかも。

・同じことの繰り返しは新鮮みがなくてつまらなく感じるかもしれないので、たまに新しいことをやってみるのもいいと思う。

・この大根おろしは辛味が強くて、ちょっと苦手ですね。

・「香港の野菜で、菜心と芥蘭なら、どっちが好き?」

 「その二つなら、芥蘭かな。菜心はちょっと苦味を感じる時があって」

練習:

・彼の仕事内容はだいたい問題ないが、一つ弱みがあるとすれば、(        )という点だろう。

・(            )、悲しみに暮れていたが、だんだん元気を取り戻してきた。