ポイント1
[名詞]について、いろいろな立場から意見があり、争いや対立などが起きていることを言いたいときに使われる。
ポイント2
この文型は、意見を言い合う相手がいたり、第三者が意見を言ったりするため、動作主は複数となる。
ポイント3
「~をめぐり」は、「~をめぐって」より硬く、文語的なため、フォーマルな場面でのスピーチ等や書く時に使われやすい。
ポイント4
この文型は名詞を修飾する形もあり、その場合は、「[名詞]をめぐる[名詞]」となる。
例文:
・A党の代表は、合流をめぐりB党の代表と協議を行った。
・この国では、選挙制度をめぐって、大規模な抗議デモが行われた。
・彼女の発言をめぐり、いろいろな憶測が飛び交っている。
・本大会の開催をめぐる意見の対立は、開催前日まで続いた。
・この選手の獲得をめぐり、AチームとBチームの間で対立が起きている。
練習:
・( )をめぐる議論は長期間続いた。
・父の遺産をめぐり、( )の間で争いが起きた。
接続:
[名詞]+をめぐって/めぐり意味:
~について(話したり、意見を言い合ったりする)