ポイント1
この文型は「~するとき/~のときはいつも」という意味で、『動作の反復』や『毎回同じ』ということを表す。
ポイント2
A たびに B 。
A…行為や行事、自然現象など
B…否定文・形容詞文以外

Aに入る行為は「毎日習慣的にしない行為」や「当然ではない行為」です。
そのため、「毎日習慣的に/当然のようにする行為」には使えません。
(×) 毎朝起きるたびに顔を洗います。
※「朝起きて顔を洗う」ことは毎日当然のようにする行為なので、このような行為は「~たびに」と一緒に使うことができません。
また、Bには否定文・形容詞文を入れることができません。
(×) 台風のたびに会社へ行きません。
(×) ディズニーランドへ行くたびに嬉しいです。
例文:
・このブランドのコーヒーは飲むたびに喉がかわくので、好きじゃない。
・ゴキブリが出るたびに妻が大騒ぎする。
・この町へ来るたびに昔住んでいた頃を思い出して、懐かしい気持ちになります。
・〇〇を食べるたびにお腹の調子が悪くなるので、もう食べないほうがいいかもしれない。
・本や文章を読んでいるとき、知らない言葉が出てくるたびに意味を調べていたら、話が進まないので、すぐに調べる言葉と飛ばす言葉を選ぶのも大切だろう。
・台風のたびにスーパーが異常に混んで、商品も売り切ればかりになるのは本当に困ります。
・ハンバーグを作るたびに子供たちが喜んでくれる。
・Aさんとは話すたびに疲れるので、相性が良くないみたいだ。
・あの駅は複雑すぎて、行くたびに迷ったり、出口を間違えたりする。
練習:
・( )たびに、幸せを感じる。
・お正月のたびに( )。
接続:
[V辞書]+たびに [名詞]の+たびに意味:
~するとき/~のときはいつも