【JLPT N3文法】~がち

接続:

[Vます]+がち

[名詞]+がち

意味:

良くないことや状態になることが多い

ポイント1

良くない状態になることが多いという、その発生回数が多いことを表す

そのため、その状態がずっと続いているわけではない

ポイント2

「最近」「数日間」「年末」「〇時」「雨の日」「結婚すると」「一人暮らし」「共働き」など、ある一定の時期・期間ある状況で、回数が多いことについて使う

ポイント3

下記の言葉がよく一緒に使われる。慣用的な言い方も多い

「忘れる」「起こる」「遅れる」「休む」「思う」「思われる」「心配する」

「不足する」「~てしまう」「ある」「なる」「留守」「病気」「曇り」「遠慮」

★遠慮がち…言葉や態度が控えめな様子を表す

例文:

・日本語学習で、助詞の間違いは外国人学習者にありがちだ

・平日のこの時間は電車が遅れがちだ

・夜間はミスが起こりがちだから、仕事は明るい時間にした方がいいと聞いたことがある。本当だろうか。

・スーパーへ行くと、今必要ではないものまで買ってしまいがちなので、スーパーへ行くのは1週間に2回までに決めている。

・最近、白身魚や鶏肉を食べてばかりだったので、鉄分が不足しがちだ

・新人のAさんはとても緊張している様子で、私に遠慮がちに声をかけてきた。

練習:

・私は(                    )いると、時間を忘れがちだ。

・この数日間は曇りがちなので、(                  )。

・一人暮らしをしていると、(                      )がちだ。

・あなたは周りの人からどんな人だと思われがちですか。それはどうしてだと思いますか。