ポイント1
この文型は名詞とともに使われ、『[名詞]について/つき』と言うと、「[名詞]のことを」という意味になり、一つの点や比較的狭い一定の範囲を表す。
ポイント2
「~について」は話し言葉的で柔らかい表現、「~につき」は書き言葉的で硬い表現、ビジネスの場面等、丁寧に言いたいときは、「~につきまして」が使われる。
ポイント3
この文型は名詞を修飾することができ、修飾するときは「~についての[名詞]」という形になる。
例文:
・それでは、新製品の機能につき、ご紹介いたします。
・テレビをつけたら、台風被害についての記者会見が行われていた。
・最近、将来について考える時が多い。
・大学時代は異文化について論文を書いた。
・昨夜、妻と離婚について話し合った。
・この度は弊社の求人についてお問い合わせいただき、誠にありがとうございます。
・ご質問いただきました件につきまして、大変恐れ入りますが、詳しい日時を伺ってもよろしいでしょうか。
・ご連絡いただいた件につき、倉庫担当者に確認いたしましたところ、不良品が5つあったとの事です。
練習:
・同僚達と今年の社員旅行の( )について話し合った。
・議題についての詳細はこちらの( )をご覧ください。
接続:
[名詞]+について/つき意味:
~のことを考える、書く、話す、調べる、紹介する、連絡する等、動作の対象を表す