ポイント1
A にしたがって/したがい、 B 。
A…変化を表す動詞・名詞
B…Aが起こった後の結果や将来への推測・意志など
この文型は、【 A 】と【 B 】が並行して起こっていることを表す文型です。そして、どちらかというと、焦点は【 B 】(変化の結果)にあると言えそうです。
ポイント2
この文型は文語的で、話すときに使われる場合は、スピーチや会議、職場での会話でなど、フォーマルな場面であることが多い。
ポイント3
「~にしたがって」も「~にしたがい」も同じ意味だが、「~にしたがい」の方が更に文語的で、フォーマルになる。
例文:
・町の発展にしたがって、蝶やバッタが見られなくなった。
・女性の社会進出が進むにしたがい、少子化の勢いが増す可能性がある。
・電子マネーのアプリが普及するにしたがい、財布を持つ人が減っていった。
・台風が遠ざかるにしたがって、風は弱まっていった。
・物価の上昇にしたがい、節約しなければならない機会が増えた。
・学校の設備は、学生の増加にしたがって改良できる見込みだ。
・身長が伸びるにしたがって、膝に痛みを感じるようになった。
・このゲームアプリは、利用者が増えるにしたがって、課金しなければ、上のステージへ行けないほど難易度が上がった。
練習:
・山頂に近づくにしたがって、( )。
・この県では、人里に下りてきた野生の熊による被害の増加にしたがい、( )。
接続:
[V辞書]+にしたがって/したがい [名詞]+にしたがって/したがい意味:
~になると(~をすると)、~になる