【JLPT N3文法】~にしたがって/したがい

JLPT N3文法 にしたがって

接続:

[V辞書]+にしたがって/したがい

[名詞]+にしたがって/したがい

意味:

~になると(~をすると)、~になる

ポイント1

 A にしたがって/したがい、 B 

A…変化を表す動詞・名詞

B…Aが起こった後の結果や将来への推測・意志など

この文型は、【 A 】【 B 】並行して起こっていることを表す文型です。そして、どちらかというと、焦点【 B 】(変化の結果)にあると言えそうです。

ポイント2

この文型は文語的で、話すときに使われる場合は、スピーチや会議、職場での会話でなど、フォーマルな場面であることが多い。

ポイント3

「~にしたがって」「~にしたがい」も同じ意味だが、「~にしたがい」の方が更に文語的で、フォーマルになる

例文:

・町の発展にしたがって、蝶やバッタが見られなくなった。

・女性の社会進出が進むにしたがい、少子化の勢いが増す可能性がある。

・電子マネーのアプリが普及するにしたがい、財布を持つ人が減っていった。

・台風が遠ざかるにしたがって、風は弱まっていった。

・物価の上昇にしたがい、節約しなければならない機会が増えた。

・学校の設備は、学生の増加にしたがって改良できる見込みだ。

・身長が伸びるにしたがって、膝に痛みを感じるようになった。

・このゲームアプリは、利用者が増えるにしたがって、課金しなければ、上のステージへ行けないほど難易度が上がった。

練習:

・山頂に近づくにしたがって、(                    )。

・この県では、人里に下りてきた野生の熊による被害の増加にしたがい、(                      )。