外見や事実などから判断した予想・割合とは違うという不均衡さやギャップを表す。意外性も含むが、「~のに」の方がもっと意外性が強く、驚きがある。
A わりに(は) B 。
A…外見や事実(程度を表すもの)。
B…自分の予想より低い結果・評価。
「Aの程度にBの程度が合わない」。AとBが釣り合わないとき、使う。
「~わりに(は)」は漢字で書くこともある。その場合、「~割に(は)」となる。
この文型は話し言葉で、会話でよく使われる。
「~わりに」と「~のに」、どちらも使える場合があるが、「~のに」に含まれる意外性が100%だとすると、「~わりに」に含まれる意外性は50%ぐらいなので、驚いていたとしても、その驚きは中途半端なレベルになる。そのため、良い評価の時に「~わりに」を使うと、軽度の褒め具合になってしまう(しっかり褒めているようには聞こえなくなる)。
★「~のに」…意外性100%
例)このパンは安いのに、おいしい。
→ 物凄く意外で、信じられない気持ち。→「とてもおいしい」と思っている。
★「~わりに」…意外性50%
例)このパンは安いわりにおいしい。
→ 予想した程度よりはおいしい。→「まあまあおいしい」と思っている。
例文:
・彼女は、お金がないと言っているわりに高いかばんを持っている。
・父は毎日お酒を飲んでいるわりに健康だ。
・この料理は手間がかかるわりに簡単そうに見えるから、作る人の苦労が伝わりにくくて、ときどき残念な気持ちになる。
・勉強しなかったわりには良い点が取れた。
・彼は年齢のわりに大人っぽく見える。
・頑張ったわりに結果はあまり良くなかった。
練習:
・( )は値段のわりに、あまりおいしくないと思う。
・この仕事は楽なわりに( )。
・今日の晩ご飯は適当に作ったわりには( )。
接続:
[V普通]+わりに(は) [い形]+わりに(は) [な形]な+わりに(は) [名詞]の+わりに(は)意味:
予想や当然考えられることとは違って、意外に