【JLPT N2文法】~を踏まえ(て)

JLPT N2文法 を踏まえて

接続:

[名詞]+を踏まえ(て)

意味:

~を根拠として、~を考慮に入れて

ポイント1

ある物事を、判断・考え方の根拠にする」という意味。

主観的な意思を表現する文型。

ポイント2

「踏まえ(て)」の漢字「踏」は、「踏みます」と同じ

そのため、「[名詞]を踏まえ(て)」は、「[名詞]を力強く踏んで(=しっかり考えに入れて)、更に高い所へ向かう」というイメージを作ると、覚えやすい

ポイント3

硬い表現で、書く時によく使われる。会話で使う場合、フォーマルな場で使われる。

例文:

・熊本城の「武者返し」と呼ばれている石垣は、造られた経緯を踏まえて見てみると、そのすごさや面白さがより感じられる。

・最近の世の中の傾向を踏まえ、我が社も積極的にオンラインミーティングを取り入れるつもりだ。

・この商品は、消費者の意見を踏まえて開発された。

・台風の接近につき、経験を踏まえて対策を行った。

練習:

・アンケートの結果を踏まえ、(                           )。

・(            )を踏まえて、今回は新たな方法を試す予定だ。

・従業員全員の意見を踏まえ、(                           )。