【JLPT N1文法】~ものがある

接続:

[V普通]+ものがある

[い形]+ものがある

[な形]な+ものがある

意味:

~という感じがある、~という部分がある

ポイント1

状態や内容について感想を言う時や、心の動きを言う時に使う。

心の動きを言う時は、「なんとなく(なんだか)~という感じがする」という意味になるが、それを感じる程度は、強い場合もあるし、弱い場合もある

ポイント2

この文型を使うことにより、感想や気持ちを客観的に言うことができる

例えば、寂しい時に「寂しい。」と言うと、”寂しい”という気持ちを直接的に表すが、”ものがある”を加えて「寂しいものがある。」と言うと、外側(自分の心の外)から自分の気持ちを説明している状況になる。

ポイント3

「[名詞]には~ものがある」という言い方で、[名詞]についての感想や気持ちを言う。

例文:

・姉の絵の下手さには衝撃的なものがある

・良いことが続きすぎて、なんだか怖いものがある

・彼の歌声には、何か心に訴えてくるものがある

・忙しいのも嫌だが、暇すぎるのも辛いものがある

練習:

・(           )には人の心を動かすものがある。

・彼女のデザインには(             )ものがある。

・(                         )は、心細いものがある。

・(                        )なんて、悲しいものがあるなあ。