【一時帰国】深水埗で買えるデータ通信専用のSIMカード

香港人(広東語話者)の日本語学習者に見受けられる特徴

こんにちは!香港で日本語教師をしているゆたか( @yutakanihongo )です。

以前、こちらの記事で、一時帰国時のための電話番号付きSIMカードについてご紹介しました

香港人(広東語話者)の日本語学習者に見受けられる特徴

その中で、私のフライトの到着時間がSIMカード受け取りの営業時間外であったため、急遽もう一つSIMカードを用意しなければならなくなったとお話しました

日本で使えるSIMカードを探しています。通話の予定はなく、データ通信だけできればいいんですけど…。

データ通信専用SIMカードは日本ででも購入できますが、以前購入した際、深水埗で買うより高かったのです

その時は家電量販店で購入したのですが、7日間か8日間使えるデータ通信専用SIMカードが3500円前後でした。5年ほど前のことです。

2023年現在はもう少し安いSIMカードが出てきているかもしれませんが、この経験から、それ以後はいつも深水埗で買ってきました。

ということで、今回の記事では、一時帰国直前に深水埗で購入したデータ通信専用のSIMカードについてご紹介いたします

日本でデータ通信のみできれば良いという方のご参考になれば幸いです!

深水埗でSIMカードが買える場所

深水埗は電気製品や部品などを売っている有名な町で、SIMカードもいろいろなお店で購入できますが、今回は私がいつも行く場所をご紹介いたします。

MTR荃灣線で深水埗駅に着いたら、C2出口から外へ出ます

目の前の通り、鴨寮街(Apliu Street)にSIMカードの露店がずらーっと並んでいます

この中にはスマホ(携帯電話)のアクセサリー等、他の商品を売っている露店もあります。

私はいつもC2出口を出たら、鴨寮街を左方向へ行きます。そして左右の露店をくまなくチェックし、良さそうなお店で購入します。

お客さんの多いお店が信頼できる傾向にありますが、広東語で複雑なコミュニケーションが難しい場合は、値段の表記があるお店が失敗しにくくて良いですね。

今回の購入時のエピソード

帰国日の前日、それも夕方に、突然もう一つSIMカードが必要なことが発覚しました

そうなると毎度お馴染みのあそこですね。深水埗の露店です。今回は行く必要がなかったはずなのに、結局行くのかい!という感じでした(笑)。

深水埗に着いたのは19時頃。今まではもう少し明るい時間帯だったので、この時間は初めてでした。そして、露店の少なさにびっくり。時間帯の問題なのか?コロナが原因なのか?

3軒しか開いていませんでした!!!

コロナの前は、おばさんが店番をしている露店でよく購入していました。そこはC2出口を出て左方向に向かい、少し進んだところの左側にありました。そのお店は残念ながらもうありませんでした。3年半前のことですからね…仕方がありません。

開いていた3軒のうち1軒良さそうなのがなく、もう1軒値札がありませんでした。私は広東語で「いくらですか?」は言えるのですが、更に話が発展していくとやり取りが難しいので、会話が必要になるこのお店も却下ということになります。

ということで、いろいろな意味で最適だった3軒目で購入しました。このお店はおじさんが一人で店番をしていて、お客さんは0人でした。

私はお客さんがいないお店は避けがちなのですが、言語面からここにせざるを得ない部分もありましたし、何より見たところ商品が、値札が無いお店と同じ感じだったのです。そのため、値段が明確なここで買えばいいやと思った次第でした。

このお店でちょっと不思議なことが起こりました。

私が買おうと思ったSIMカードの値札には110ドルと書かれていました

「唔該(すみませ~ん)!」と声をかけ、「我要呢個(これください)」とSIMカードを指し、それを手に取っておじさんに見せると、「#?$%&!@#%…一百!(#?$%&!@#%…100)!」と言われました。

あれ?なんか今、“一百”って聞こえたけど…。でも、値札には110ドルって書いてあるし、100ドルなわけないよね?聞き間違いだよね?と、110ドルを渡しました

そうしたら、おじさんがとても朗らかな笑顔で「一百(100)!一百(100)!」と言いながら10ドルを返してきたのです

よくわかりませんが、謎のディスカウントがありました(笑)

まさか広東語を話すと安くしてもらえるとか?!な~んて、考えすぎかもしれませんけど。

値札が無いお店の方ではいくらだったかわかりませんが、もう時間もなかったし、これで良しとして帰路につきました。

購入したSIMカード

こちらが今回、深水埗で買ったデータ通信専用のSIMカードです。

香港の深水埗で購入した一時帰国用SIMカード

富士山や桜がかかれているこのSIMカード、コロナ前からあると思います。以前買ったことがあるのが確かこういうデザインだったよなあ…と思いながら今回購入しました!

香港の深水埗で購入した一時帰国用SIMカードの中身

しかし、中を開いたらビックリ。説明が広東語しかない!!!

羽田空港に着陸し、入国審査へ行く途中にある化粧室内の台で入れ替え作業を行っていた私はパニックになりました(笑)。

以前は広東語と一緒に英語でも説明があったと思うんですが…私の記憶違い??

とりあえずSIMカードを入れ替えてみたのですが、電波が立ちません(涙)

どうなってるんだ?!まさか不良品?!と泣きたくなりながら、空港のWi-Fiを使って藁にも縋る思いで香港の学生達に聞きました。本当に情けない…。

そして、全部広東語?!こりゃ大変!!と学生達も驚いて、必死に日本語で説明とアドバイスをしてくれました本当に有難かったですし、物凄く助かりました

そこで判明した、私ができていなかった操作は以下の2点

スマホの『設定』から「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」→「ローミング」【オン】にする

スマホを再起動する

※私はAndroidのスマホを使っています

もし同じSIMカードを購入される(された)方がいらっしゃいましたら、お役立てください。

まとめ:深水埗で一時帰国用のSIMカードを買おう!

この記事では、深水埗で購入できる一時帰国用の「データ通信専用SIMカード」についてご紹介しました。

一時帰国でデータ通信専用のSIMカードを購入される際は、ぜひ参考になさってください。

この記事が少しでも皆さまのお役に立てたら幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

ABOUT US
ゆたか
香港在住の日本語教師『ゆたか』です。日本語教師の皆さまや日本語学習者の皆さまの助けになれたらと思い、このサイトを作り始めました。特に、実用的で面白い例文作りに力を入れています。香港生活に関することについても、経験談とともに書いています。