【JLPT N2文法】~ぬきで/ぬきにして

接続:

[名詞]+ぬきで/ぬきにして

意味:

「~ぬきで」… ~なしで、~を除いて

「~(を)ぬきにして」 … ~をやめて、~を入れないで

ポイント1

「~ぬきで」について、

「~なしで」~を除いて」という意味で、通常そこにあるもの・通常そこにいる人がいない状態を言う時に使われる

ポイント2

「~(を)ぬきにして」について、

「~をやめて」~を入れないで」という意味で、通常することをしなかったり、通常入れることを入れなかったりする状態を言う時に使われる

ポイント3

「~ぬきで/ぬきにして」は漢字で書くこともある。その場合、「~抜きで/抜きにして」となる。

例文:

・「すみません、お水は氷ぬきでお願いします。」

・忙しくて昼ご飯ぬきで仕事をしていたら、倒れそうなほどお腹がすいてきた。

・Aさんはお世辞抜きで歌がうまい。

・リーダーを抜きにしてこのプロジェクトは続けられない。

・近年の食生活は外食を抜きにしては考えられないだろう。

・せっかくBさんと話しているのだから、他の人の悪口は抜きにしたい

・最近の正解経済はインフレ問題を抜きにして議論できないだろう。

練習:

・私はいつもラーメンを(        )抜きで注文している。

・彼は冗談抜きで(                     )。

・(               )を抜きにして日本のアニメを語ることはできないだろう。