ポイント1
「『欲しい』『~たい』などの欲求や、感情や身体感覚の程度がとても高くて、「我慢できない・耐えられない」という意味。
ポイント2
ある程度の期間続いている欲求や程度の高さを表すときに使われる。
ポイント3
A しょうがない/しかたがない。
A…感情や感覚を表す動詞・形容詞
ポイント4
基本的に、主語=話者となり、主語は一人称を使うが、一人称ではない場合は、「~てしょうがないようだ」「~てしょうがないそうだ」「~てしょうがないらしい」など、伝聞や様態を表す言葉を語尾に付ける。
ポイント5
「~てしょうがない」は、「~てしようがない」という形もあり、「~てしょうがない」は口語、「~てしようがない」は文語。
ポイント6
「~てしかたがない」は、「~てしょうがない」よりフォーマルなため、上司や先輩、あまり親しくない同僚などと話すときに使われる。
例文:
・なぜこのファッションが流行しているのか、不思議でしようがない。
・この半年間、仕事が忙しく有給休暇が取れていないので、休みたくてしかたがない。
・早くドラマの続きが見たくてしょうがない。
・その試合を現地で観戦できる人がうらやましくてしょうがない。
・忙しくて昼食が食べられなかったので、お腹がすいてしかたがない。
・今日は何もすることがなく、暇でしょうがない。
練習:
・妹は資格試験に合格したのが( )しょうがない様子だ。
・( )のが楽しみでしかたがない。
・( )が気になってしょうがない。
接続:
[Vて]+しょうがない/しかたがない [い形]い→くて+しょうがない/しかたがない [な形]で+しょうがない/しかたがない意味:
欲求や感情・感覚の程度が高くて、耐えられない