ポイント1
①の意味の「相手のために手本として~する」について、
相手のために手本を見せる行為や、実演する時の行為を表す。
比較的短時間でできることに対して使われる。
ポイント2
②の意味の「話者の強い意志や決意を表す」について、
話者の意志を表すので、自分がすることに対して使われる。実際の会話でも使う時はあるが、ドラマや漫画、アニメなどの台詞で使われることの方が多い。
例文:
①相手のために手本として~する
・妹にお寿司が握れると言っても信じてもらえなかったので、実際にうちで食材を用意して握ってみせた。
・ギターが趣味の友達に、「何か弾いてみせて」と言ったら、私が好きな歌手の曲を弾いてくれた。
・早く一人で靴紐が結べるようにと、今日も妹の前で何度も結んでみせた。
・ダンス教室で習った振り付けを家族の前で踊ってみせたら、喜んでくれた。
②話者の意志や決意を表す
・次はきっと成功してみせるよ。
・私が彼の無実を証明してみせます。
・僕が君を幸せにしてみせる。
・今回は無理だったけど、次こそは絶対に合格してみせる。
練習:
・兄は、硬くて開かなかった瓶の蓋を簡単に( )みせた。
・いつか彼を超えるぐらいの( )になってみせる。
・今回こそは頂上まで( )みせる。
接続:
[Vて]+みせる意味:
①相手のために手本として~する / ②話者の意志や決意を表す