【JLPT N2文法】~がたい

接続:

[Vます]+がたい 

意味:

~するのが難しい、とても~することができない

ポイント1

「受け入れる」ことや「表現する」ことを表す動詞とともに使われる。

よく使う動詞は、「理解する」「信じる」「想像する」「耐える」「許す」など。

ポイント2

「~がたい」は漢字で書くこともある。その場合、「~難い」となる。

「~にくい」VS「~がたい」

「~にくい」…頑張ればできる

 例)この文章は理解しにくい。

 → 文章の中に漢字が多い・難しい言葉が多い。書き方が複雑

「~がたい」…頑張ってもできない

 例)この文章は理解しがたい。

 → 文章の内容・意味が理解できない。自分と考え方が違い過ぎる

例文:

・男性が理解しがたい女性の趣味はネイルアートだそうだ。

・信じがたいことだが、犯人は警察官だった。

・昨日の彼の態度はひどすぎて、許しがたい

・この財布は結構古くなってしまったが、大切な人からのプレゼントなので、どうしても捨てがたい

・アメリカでホストファミリーと過ごした1か月間は、本当に忘れがたい思い出になった。

・隣の部屋からの耐え難い騒音が原因で、引っ越しを考えるようになった。

・農業体験ツアーに参加し、都会の生活では得難い経験をさせてもらった。

練習:

・(                )は、私にとっては理解しがたい行動だ。

・彼女が(                )なんて、とても信じがたいことだ。

・今までの人生で、いちばん忘れがたい良い思い出は?

・もう会うことはないだろうけど、今でも忘れがたい人はいる?