【JLPT N1文法】~たるもの

JLPT N1文法 たるもの

接続:

[名詞]+たるもの

[名詞]+たる+[名詞]

意味:

~の立場にある者は、~の立場なのだから、

ポイント1

硬い表現なので、家族や友達と話す時など、カジュアルな場面では使われない。

ポイント2

前件→職業や立場を表す名詞

後件→義務や、当然だということを意味する表現

   「~なければならない」「~べき」「~てはいけない」「~必要がある」など

ポイント3

後件は義務や当然だという表現を使うので、以下のような文は不可。

(×) 部長職たるもの、部下のお手本になりましょう。

例文:

・エンジニアたるもの、常に新しい技術を学ぶ必要があると思う。

・医者たるもの、患者の命を最優先に考えるべきだ。

・最終決定を下す責任は、校長たる私にあるだろう。

・政治家たるものは、自分の発言に気を付けなければならない。

練習:

・上司たるものは、(                       )べきだ。

・経営者たるもの、(                       )忘れてはいけない。

・警官たるもの、(                       )なければならない。