【JLPT N2文法】~もかまわず

接続:

[V普通]の+もかまわず 

[い形]の+もかまわず

[な形]なの+もかまわず

[名詞]+もかまわず

意味:

~も気にしないで

ポイント1

「普通は気にしたほうがいいことを無視して~する」と言いたいときに使うので、その行動をした人に対して驚いたり、批判したりするときに使われる。

ポイント2

「~かまわず」は漢字で書くこともある。その場合、「~構わず」となる。

慣用句

「所かまわず」

  →「どんな場所でも気にしないで」

 (例)子供たちは所かまわず座ってしゃべっている。

「なりふりかまわず」

  →「態度や服装など、他人にどう思われるか気にしないで」

    時には恥を捨てて、熱心に物事を行う様子を表す

 (例)娘の病気の治療費のため、私はなりふりかまわず必死に働いた。

例文:

・電車の中で、周りの人の目もかまわずお化粧をしている女性がいる。

・子供の頃は、服が汚れるのもかまわず、木に登って遊んでいた。

・相手の状況もかまわず批判するのはよくない。

・妹は、道に雪が積もっているのもかまわず、自転車で出かけていった。

・子供たちは水に濡れるのもかまわず、川に入って遊んでいる。

練習:

・隣に住んでいる人は、近所の迷惑もかまわず、(                )。

・父は、家族の心配もかまわず、(                     )。

・ボーナスが入ったので、(         )もかまわず、食べたい料理をすべて注文した。

・昨日、伊藤さんと喧嘩をした。今、思い返すと、私は伊藤さんの(         )もかまわず怒っていた。本当に反省している。