【香港で物件探し】注意したい5つのポイント

香港人(広東語話者)の日本語学習者に見受けられる特徴

こんにちは!香港で日本語教師をしているゆたかです。

香港で部屋を探す時、どんな点に気を付けたらいいのかな~?

チェックすべきポイントを知りたいです。

私は日本と香港で物件探しと一人暮らしの経験があるのですが、特に現地採用で捻出できる予算の部屋となると、日本と香港では建物や部屋の造りに異なる点があるため、香港では特別に重要になるポイントがあるんです。

そこで、この記事では、自分の経験談とともに、香港での物件探しで注意したほうがいいポイントを5つ紹介します。

まず結論から言います。下記をご覧ください。

1.エレベーターの有無

2.何階か

3.分割部屋(Subdivided Flat/劏房)かどうか

4.マンション入口のドアの有無

5.室内のパイプと窓の有無・サイズ

ここから一つずつ解説してまいります!

1.エレベーターの有無

エレベーター、そりゃああった方がいいし、ある物件を選ぶよ!となるかと思われますが、現地採用なんですよ…。更に、世界で一番住宅価格が高いと言われている香港。日本(東京)より家賃がず~っと高いです。

エレベーターが無い物件は『唐楼』と言うのですが、やはりエレベーターが無いのは不便なので、家賃が安いです。とにかく家賃を安くしたい!という方は『唐楼』が候補に挙がりますね。

ただ、デメリットもあります

まず、「引っ越しの時に追加料金を取られる」。実際に唐楼に引っ越した経験はないので、いくらかはわからないのですが、引越し業者さんに初めて問い合わせた時に1回、引越し当日までのやり取りの中で2回、計3回、エレベーターがあるかどうか聞かれたので、料金にそれなりの差が出るのでは?と思います。

次に、これは当然ではあるのですが、「かなり疲れる」ということ。毎日階段ですからね。足腰や体力に自信がなかったら、やめておいた方が無難です。

私は3階(=日本の4階)に住んだことがあるのですが、エレベーターの点検時に階段を使った際、3階でも結構疲れました。荷物があると特にしんどいです。

ちなみに、唐楼の5階(=日本の6階)を内見したことがあるのですが、もう本当に凄かったです。途中から脚が上がりにくくなり、なんとか5階に到着した頃にはよろけながらの息切れ状態。部屋の中を見る前に、「ここは無理」と大確定していました(笑)。

更に、運ぶのが難しいということで、「欲しい家具が買えないことがある」というのもデメリット。ベッドやテーブル等、大きめサイズを考えている場合、運べない可能性も頭に入れておいた方が良いです。

ちなみに、家具と言えば、以下のようなお店はリーズナブルなものが多く、私のような現地採用の味方です。『IKEA』は、もはや誰しもが知っているお店ですね。

Shop for Home Furniture and Explore Ideas for Your Home | IKEA Online Store | IKEA Hong Kong and Macau

『Pricerite』のホームページは主に広東語なので、私のように広東語があまりわからない場合は、インターネットで翻訳も試みましたが、最終的には全てクリックして全ページ見ることになりました(笑)。ただ、実店舗には英語が話せる店員さんがいますし、以前、メールでカスタマーサービスに連絡した時も英語で問題なくやり取りできましたので、広東語や中国語ができなくても商品の購入には支障ありません。

主頁 – Pricerite實惠網店(香港)

エレベーター有りは便利だけど割高。無しは安いけど、「引越し時の追加料金」「上り下りの大変さ」「家具などの大きな買い物に制限」というデメリット。

2.何階か

当然、日本とも同じで、高層階であればあるほど家賃も上がっていくわけですが、ここではお金の話以外のことを書きたいと思います。

高層階は一見デメリットが無さそうですが、私は、9階に住んだ時と3階に住んだ時で、ある違いを発見したのです。それは、断水の頻度

特にトイレの水なんですが、9階の時は点検のために数か月に1回ぐらい止まっていました。これが3階の物件に引っ越したら、なんと全然止まることがない。点検しないのかな?大丈夫なのかな?と心配になり、香港の人に聞いたところ、驚きの答えが。

「香港では階によって、使う水が違うんです。上の階はマンション屋上にある貯水槽の水。下の階はポンプで汲み上げる海水。だから、下の階は水が止まることがほとんどないんです。貯水槽のような点検は必要ないので。」

なるほどー!3階に3年間住みましたが、トイレの水が止まったのは、マンション前の道で工事があった時だけでした。水が止まるのが煩わしいと思う人は、低層階は快適

しかし、ここでは終わりません(笑)。このトイレの水に関して、低層階にもデメリットがあるのです。それは…トイレの便器が自然に汚れる頻度

海水を使っているために既に水が汚れ気味なのか、わりと短期間で白い便器に茶色い跡が付くのです。ということで、低層階は上層階の部屋より掃除の回数が多くなると思います。

他には、低層階は物理的に地面に近いので、外からの音が結構大きいです。要はうるさい。目の前が車道、それも二車線以上(名称が「~Road」という道)だと、車が行き交うのもエンドレス。こういった騒音に慣れていない人や、静かじゃないと寝られない人は目の前が二車線以上の低層階は避けるのをおすすめします。

高層階は屋上の貯水槽の点検で水が止まることが多い。低層階は海水を使うのでトイレが汚れるのが早く、また、道路に近いため騒音問題がある。

3.分割部屋(Subdivided Flat/劏房)か

香港は土地が狭く、住居が足りないのもあり、分割部屋(Subdivided Flat/劏房)というものが存在します。これは、ある程度の広さのある1つの部屋を分割して造られた部屋です。

分割後の部屋数は様々で、最小は2部屋、最大だと…私の経験では7部屋というのがありました。7部屋も造れるわけなので、もともとはそれなりに広い空間だったわけですが、7つにまで分けてしまうと、さすがに一つ一つは狭いです。寝室・キッチン・シャワー・トイレ全て含めて6~7畳程度といったところ。

一人用のサイズの部屋が多いので、広くない分、家賃が安めということで、このタイプの部屋を借りる現地採用の方は多いのではないでしょうか

私は実際に7部屋に分かれた分割部屋に住んでみて、本当にいろいろなメリット・デメリットがわかったので、ぜひご紹介したく思っています。

シェアしたい項目が多く、長くなるので、メリット・デメリットはまとめて下記の別記事で紹介しております!

4.マンション入口のドアの有無

もちろん新しい、良いマンションなら入口にドアがあるのは当然なのですが、例えば古いマンション等はンションの入口ドアが無いことがあります。入口から入って奥に進むと管理人はいる。でも、ドアは無い。エリアによっては、そういうマンションもよく見かけます。

本記事の「1」でご紹介した『唐楼』だったらドアが無いのはほぼ普通で、管理人もいないのが普通ですが、比較的高層のマンションなのにドアが無いことがあるのです。

これがどうして注意したいポイントかと言うと、誰でも入って来られるからです。セキュリティ面で危ないというわけですね。女性が危ないのは言わずもがな、男性でも、例えば泥棒が入ってきた場合は性別関係なく危険です。一人暮らしだったら特に。香港は本当に多国籍な所で、いろいろな人がいるので、住民ではないのに自然な振る舞いで堂々と入ってくる人もいます。

ドアが無いマンションの物件は家賃が安いことが多いので、それはメリットと言えます。出費と安心・安全とどちらを取るかという感じですね。

入口にドアが無いマンションは、家賃が安いのはメリットだが、セキュリティ面は心配がある。

5.室内のパイプと窓の有無・サイズ

パイプとは何ぞや?と思った方がいらっしゃるかもしれません。写真をお見せしますので、ご確認ください。

実際に私が住んだ部屋の壁をつたっていたパイプの写真その1です。
実際に私が住んだ部屋の壁をつたっていたパイプの写真その2です。奇妙な鉄の棒もありました。

この壁をつたっている複数の白いパイプのことです。2枚目には、天井近くに謎の鉄の棒もあるのがうかがえますが…。こういったパイプがある部屋を内見したことがあるでしょうか。これは、実際に私が住んでいた部屋の室内写真です。

注意したほうが良い理由がパイプの件と同じなので、この項目に入れたのですが、有無とそのサイズもチェックポイントです。香港では、一人用の部屋(特に「3」でご紹介した分割部屋)では、窓が無い部屋もあります。また、窓があっても、とても小さいこともあります。

「たくさんパイプがある」「窓が無い・かなり小さい」

勘の良い方は何が問題かもうお気付きかもしれません。問題はズバリ…『おばけ』。

この件も、実際に経験した心霊現象と、その後の対処内容とともにじっくり解説したいので、詳細は別記事で書かせていただきます!

まとめ:香港で現地採用の物件探し、注意点をしっかり確認しよう!

この記事では、香港で、特に現地採用の方が物件探しをする際に注意したい5つのポイントを紹介しました。

再度まとめると、以下のとおりになります。

★注意したいポイント

1.エレベーターが無いと家賃が安いが、デメリットが複数あり。

2.高層階は断水が多め。低層階は断水はめったに無いが騒音問題あり。

3.分割部屋はメリットもデメリットもあるので、自分の優先順位次第?

4.マンションの入口にドアがない場合は、治安が心配。

5.室内にパイプがあったり、窓が無い・小さい部屋は心霊現象が…

この記事が少しでも皆さまのお役に立てたら嬉しく思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

ABOUT US
ゆたか
香港在住の日本語教師『ゆたか』です。日本語教師の皆さまや日本語学習者の皆さまの助けになれたらと思い、このサイトを作り始めました。特に、実用的で面白い例文作りに力を入れています。香港生活に関することについても、経験談とともに書いています。